なぜ、いわて牛TBCシステムが必要なのか

 BSE(牛海綿状脳症)に端を発し、牛肉表示偽装事件や農薬不正使用などが相次ぎ、いまだ農畜産物の安全・安心に対しては、消費者の厳しい視線が注がれております。

 岩手県は、国内でも主要なの畜産県であり、食料供給県であります。岩手県の生産者が、国民に対して食料を提供している以上、その食料についての素性を正しく説明する義務があると言えます。

 特にも、牛肉については、事の発端となった品目でもあり、その対応策が急がれているところであります。

 こうしたことから、消費者に安全・安心情報を提供するシステムとして、岩手県が、生産者や流通販売業者、関係機関・団体等の理解と連携を呼びかけて、この「いわて牛TBCシステム」を構築したものです。